ラジコンヘリを飛ばしてみたいけど、値段が高くてなかなか手が出ない。

室内で本格的なラジコンヘリを練習したいけど、どんなものを選んだらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、これからラジコンヘリに挑戦してみたい方に向けて専門用語やおすすめの機体を紹介していきたいと思います。

室内マイクロラジコンヘリの信号について

ラジコンヘリを操作するための信号には、IR(赤外線)とRC(電波)の2種類があります。

これから本格的にラジコンヘリをやっていくなら電波にしてください。

赤外線では、10mくらいしか信号が届きませんし、太陽光の下では操作できないので、完全に室内のおもちゃ用です。

室内マイクロラジコンヘリのチャンネルとは?

室内マイクロラジコンヘリ3ch

スロットル・エレベーター・ラダーの3つで機体を制御します。

二重反転式のラジコンヘリコプターなどに多く見られます。

ラダー操作とエレベーター操作の組み合わせによって機体をほぼ水平に保ったまま旋回します。

室内マイクロラジコンヘリ4ch

スロットル・エレベーター・ラダー・エルロンの4つで機体を制御します。

エルロンの制御が追加されるため、左右に機体をスライドさせたり、左右に機体を傾斜(バンク)させた状態で旋回することができます。

同軸(二重)反転ローター機

メインローターを二重反転プロペラ状にしたもので、上下のローターによってカウンタートルクを相殺できるので、テールローターが必要ありません。

テールローターがないため、横滑りすることがなく、その分操作が簡単です。

安定しているので初めてのラジコンヘリにはぴったりです。

シングルローター固定ピッチフライバー機

次のステップは、運動性能が高くなるシングルローター機です。

シングルローター機の中でも、ベル(おもり)、ヒラー(小型の羽根)、ベルヒラー(混合)などと言われるローターの他にバランス取り用の棒(フライバー)がローター部分についているタイプです。

ジャイロを搭載するよりは安上がりですが、この部品が壊れる率が結構高いです。

シングルローター固定ピッチフライバーレス機

フライバーがない機体です。

3軸ジャイロを搭載しているモデルです。

自立安定性がなくなり、一旦機体を傾けたら当て舵をして姿勢を戻すまで、斜めになったまま飛んで行きます。

慣れるまでは大変ですが、指先の細かい操作に素早く応えてくれるので操縦を楽しむことができます。

室内マイクロラジコンヘリ6ch

シングルローター可変ピッチフライバーレス機/3D機

フライバーレス機が操作できるようになったら、可変ピッチ機に挑戦してみたいですね。

可変ピッチになると、上昇下降が、モーターの出力だけでなく、ローターの羽根の角度の調整でも行われるので、素早い上昇下降が可能になり、上下への機動性が向上します。

背面飛行などの3Dができるのは、この可変ピッチの機体になります。