モンスト研究所はガチャの排出率をリアルタイミングで確認できるサイトです。
アプリ版も提供されており、多くの人々に利用されていましたが、現在は一部機能が停止状態に追い込まれています。
何故需要があったモンスト研究所が停止状態に追い込まれているのでしょうか?
ここではその要因を解説します。
モンストガチャ研究所が閉鎖?
モンストガチャ研究所とは、スマホアプリ『モンスターストライク』のガチャ確率をリアルタイムで統計し、排出率を算出しているサイト(アプリ)です。
ガチャの排出率がキャラと時間帯別にみることができるので、一時期はモンストユーザーに重宝されていました。
しかし、現在モンストガチャ研究所はリアルタイム更新が停止状態にあります。
何故停止状態となったのでしょうか?
この記事では停止となった理由について解説します。
そもそもモンストガチャ研究所とは?
モンストガチャ研究所はリアルタイムにモンストで実際にガチャを行った結果を統計し、確率を表記しています。
目的としてはガチャの時間帯により排出率が高いタイミングを可視化することです。
例えば今ガチャを引こうとしたときに、モンストガチャ研究所を見て☆5排出率をチェックし、高い傾向にあるのか低い傾向にあるのかをチェックできます。
もちろん、統計結果は参考程度ではありますが、利用者としてはなるべく排出率が高い時間帯に引きたいと考えますよね。
ガチャを引くタイミングの参考として非常に役立つサイトです。
なお、モンスト研究所はアプリ版も対応しており、アプリでも同様にガチャ排出率をチェックできます。
どんな仕組みでガチャ確率を排出しているのか?
モンスト研究所は実際にガチャを引いた確率を統計して表記しています。
ですが、統計の方法は実際に引いた人の統計を集めている訳ではありません。
PCでアンドロイドエミュレーターを用意し、運営スタッフがガチャを回した結果を反映させています。
アンドロイドエミュレーターとは、Windows上等でアンドロイドのアプリを動作させることができるツールです。
通常、android搭載のスマホ上でしか動作できないアプリをパソコン上で操作できる利点があります。
モンスト研究所ではアンドロイドエミュレーターを活用し、リセマラを繰り返した結果を反映させて確率表記を行っています。
ただ、あくまで運営スタッフが引いた確率とはなるので、正確な排出率なのかどうかは不明な点があります。
全くあてにならなかったという人もいれば、参考になったという人もいます。
実際の確率ではなく、絶対的な数値ではないので、過信せずに参考程度にするというのが正しい使い方です。
新キャラ実装時などの排出率は要注意?
新キャラ実装時のタイミングは当然ながらガチャデータが不足しています。
モンストガチャ研究所は時間帯別に☆5のどのキャラクターが出やすいのかを分析しています。
新キャラ実装直後は時間帯別のデータも分析が不十分なので、排出率が不安定です。
排出率の算出は十分な統計データがないと正確にはなりませんので、実装直後のガチャ排出率はあまり参考にはなりません。
何故モンスト研究所が立ち上がったのか?
モンスト公式では当時、ガチャの提供割合が表示されていませんでした。
その為、☆5の排出率といった情報が何もなかったので、ガチャの期待値が不透明です。
そんな時、モンスト研究所といったサイトでガチャ確率の表記を算出し、提供することが始まりました。
ガチャを引く前に確率を知っているか知らないかでは、安心感が違います。
例えば、☆5排出率が0.0001%とかであれば引く気は起きませんが、1%であれば可能性はあると思って引く気が起きます。
また、時間帯別で細かく分析していることにより、☆5排出率が高くなりそうなタイミングで引くといった判断も使い方もできます。
ガチャの確率表記はそれだけ需要が高く、モンスト研究所は多くの人々に役立ちました。
モンストガチャ研究所は何故停止状態に?
モンストガチャ研究所はまだ閉鎖とはなっておりませんが、リアルタイム表記が停止状態です。
リアルタイム表記はモンスト研究所のメイン機能であり、これらが使えないということはほぼ機能停止を意味します。
何故リアルタイム表記が停止状態にあるのでしょうか?
ここではその理由を解説します。
モンスト公式ガチャと確率が異なる
モンストガチャ研究所は、排出率を出すために統計を利用しています。
しかし、実際はアンドロイドエミュレーターを活用してリセマラを繰り返す排出方法です。
このやり方はあくまで運営スタッフがガチャをひたすら回し、その結果を統計した数値だけにすぎません。
そのため、モンスト公式が設定しているガチャ排出率とは異なります。
結局排出率に対しての信憑性があまりないことから、公式が提供している提供割合で十分と判断するユーザが増えた傾向にあります。
モンスト公式でガチャ率が表記された
かつてモンスト公式ではガチャの排出率は公表されていませんでした。
しかし、モンスト公式は提供割合の表記を実装しました。
これは「AppStore」の審査ガイドラインが改訂された影響であり、モンストだけではなく他のソーシャルゲームアプリでも確率表記が必須となりました。
提供割合が見れなかった当時はモンストガチャ研究所といった確率表記をリアルタイムで見れる機能が重宝していました。
排出率がわからない以上、実際に数値が目に見えるのはモンストガチャ研究所といった確率表記サイトやガチャシミュレーターでしか確認できないためです。
数値が見えない以上、引くべきかの判断材料も少ないので、判断材料となる数値が見えるということは非常に重要な要素でした。
ですが、現在は公式で正しい確率表記を行っています。
本当にその通りになっているのか?という指摘もありますが、基本嘘表記は罰則の対象です。
もし、でたらめな数値が書かれていたとしたら、モンストのアプリ自体が停止に追い込まれています。
それが起きていないということは、公式の提供割合は正確な情報と判断できます。
公式から正しい数値が提供されている以上、モンストガチャ研究所のようなサイト(アプリ)の需要は必然的に下がります。
利用者の大半が公式が表記している提供割合の数値で十分と判断している傾向にあります。
単純に利用者が減った
停止状態に陥った理由の大きな要因としては、利用者の低下にあります。
何が原因で利用者が大幅に減ったのか、明確な理由ははっきりとはしません。
しかし、大きな要因として確率表記が実装されたことがあります。
モンストガチャ研究所でのガチャ排出率の算出は、モンスト公式の提供割合に出している正確な数値には近づきません。
昔であれば、正確でなくても数値が近いだけで需要はありました。
現時点ではモンストガチャ研究所を参考にする人が減りつつあります。
Twitterなどでも話題にする人はあまりいない状態です。
また、現役で稼働していた当初も、稼働状況が安定しない状態が続いていました。
裏を返せばそれだけ需要があったことになりますが、まともに利用できない状態が続いたこともあり、離れたユーザも少なくはありません。
そういった細かい積み重ねがあり、利用者が徐々に減少していった結果ではあります。
モンストガチャ研究所停止のまとめ
モンストガチャ研究所が停止状態に陥っている明確な理由は、はっきりとはしていません。
しかし、元々はモンスト公式がガチャの提供割合を発表していないことから、モンスト研究所が立ち上がっています。
現時点では公式から正しい提供割合が表記されているので、モンスト研究所の役割は終えたと言っても過言ではありません。
今でも時間帯別を気にして利用している方もいますが、多くの方は公式の提供割合で判断しているでしょう。
需要が無くなった以上、モンスト研究所の閉鎖は必然的なのかもしれません。