鈴木誠也みたいになるための野球トレーニング方法を紹介!

運動には瞬発系と持久系があります。

野球は瞬発系のスポーツです。

優れた野球選手の特色は、走る、打つ、投げる、捕るの4つの能力の一つひとつがダントツに優れ、バランスがとれていることです。

鈴木誠也選手も、打つ能力が抜群なのはもちろん、ウィキペディアの記事によれば、50m走が5.8秒、遠投が115mで投手として最速148km/hを記録しています。走攻守の能力がダントツに高い野球選手です。

今回は、少年野球を続けている少年・少女に向けて、将来、鈴木誠也選手のような野球選手になるためのトレーニング法をお届けします。

鈴木誠也みたいになるためにバランスのとれた生活を送る

少年野球は、中学生、高校生とプレーレベルが上がったとき、活躍できる野球選手になるための準備の時期でもあります。

そのためには、小学生のあいだに、バランスのとれた生活リズムを身につけておくことが大切です。

野球は「考えるスポーツ」ともいわれます。

だから、まずはしっかりと勉強しましょう。

優れた野球選手は身体のバランス能力に優れています。

野球だけやっていると、身体のバランスが偏ります。

ですから野球にこだわらず、なるべくいろいろな動きをするようにしましょう。

一番の方法は室外でよく遊ぶことです。

優れた野球選手は身体が強くケガをしにくいです。

そのためには回復が大切です。

練習が終わってから、次の練習までの時間は回復のための時間でもあります。

ですから、回復のために、たくさん食べて、ぐっすり眠るようにしましょう。

特に食事と睡眠が回復には大切です。食事は13食規則正しくとるようにしましょう。

食事では、身長を伸ばすためにも、毎回、必ず「タンパク質」を含む食品をとりましょう。

タンパク質は、筋肉、骨、肌、髪の毛、爪、血管、内臓など身体すべてをつくる大切な栄養素です。

タンパク質を含む食品は、肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などです。

鈴木誠也のようになるために基礎体力と瞬発力を高める

野球は瞬発系のスポーツです。

瞬発力の優れた野球選手は、足が速く、肩が強く、バットスイングが鋭いのが特色です。

それらの基礎体力を高めるための本格的なトレーニングは高校生になってからでじゅうぶん間に合います。

少年野球の時期に合った、基礎体力を高め、瞬発力を上げるトレーニング方法があります。

瞬発力を高めるには、筋肉を強くしなければなりません。

人の身体の筋肉の70%は下半身に集まっています。

下半身のなかでも特に大切なのは「お尻」の筋肉です。

お尻の筋肉が強く、自由に楽に動かせるようになれば、腰と膝のケガの予防にもつながります。

残りの30%は上半身の筋肉です。

上半身の筋肉では「肩甲骨」周辺と「背中」の筋肉を強くしないといけません。

そこで、今回はこれらの筋肉を強くする方法を紹介します。

まずは下半身からです。

お尻の筋肉は『ランジ』で強くします。

ランジとは足を前後に開く姿勢です。

階段を使うランジをおススメします。

階段の前に立ちます。

1段以上とばして片足を大きく一歩踏み出します。

筋肉は縮めると力が出ます。

このとき、下のほうに残っている片足のお尻に力を入れて、そこに全身の体重をかけます。

しばらくのあいだ、お尻の筋肉に力を入れたり緩めたりを繰り返します。

必ず脚を入れ替えて、反対側の脚も同じように動かしましょう。

下半身の瞬発力を高めるトレーニングのもう一つは、「縄跳び」です。

縄がないときは、階段をケンケンでのぼる動きも、縄跳びと同じくらい下半身の筋肉を強くすることができます。

次は上半身です。

肩甲骨周辺の筋肉を強くするトレーニングです。

「逆立ち」がイチオシです。

壁に向かって立ちます。

壁を支えにして逆立ちをしましょう。

しばらくのあいだ、そのままの姿勢を維持します。

このとき、肩甲骨のところの筋肉で全身の体重を支えるイメージをもちましょう。

逆立ちをすると、同時に、背中の筋肉も強くなります。

全身の筋肉を一度に強くできる万能のトレーニングがあります。

「ブリッジ」です。

お尻と肩甲骨周辺と背中の筋肉を強くします。

壁を背にして立ちます。

両手をバンザイにします。

そのまま両手を後ろに動かして壁に手のひらをつけます。

両手の手のひらを地面の方向に向かって、壁につけたまま、ゆっくりと動かしていきます。

そのとき、お尻と肩甲骨周辺の筋肉に力を入れます。

この3つのトレーニングを1日に何回か行うようにしましょう。

そして、週に3回~4回は繰り返すようにしましょう。

このトレーニングを続けていると、全身の基礎体力があがり、瞬発力がつきます。

野球の4つの能力のうち、走る、投げる、打つの能力が一気に伸びます。

捕る技術は壁あてがおススメです。

硬式テニスボールを使ってグローブを使わずに素手で練習すると、捕る技術が一気に伸びます。

フライを捕る練習もこのやり方がイチオシです。

内野手、外野手、バッテリーとポジション関係なく、フライを捕る練習をぜひ取り入れることをおススメします。

鈴木誠也のようになるためのトレーニング方法のまとめ

いかがでしたか?

バランスのとれた生活を身につけ、上で紹介したトレーニングを繰り返してください。

将来、鈴木誠也選手のような優れた野球選手になるために、基礎体力を伸ばせるだけ伸ばしておきましょう!