まだ三線を始めたばかりの初心者さんにうってつけの曲が『安里屋ユンタ』です!

そんなに難しくなく、沖縄っぽい雰囲気が出せるので、最初に覚えたい曲ですね^^

ここでは、そんな安里屋ユンタの工工四や歌詞の意味などを動画付きで紹介していきたいと思います!

安里屋ユンタの工工四

工工四は、いろいろなものがありますが、ここでは初心者さんを対象としているので簡単なものを紹介します。

中 工 七 合 七 合 七 七 五 工 四 上 中 工 合 工 合 五 工 〇

四 合四上 合 中 上 合 工 合 乙 四 中 上 老 四 〇

イントロだけですが、まずは、ここまでのフレーズを繰り返し練習してみて下さいね^^

安里屋ユンタの歌詞

サー きみはのなかのいばらのはなか サー ユイユイ

くれてかえればやれほにひきとめる

マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ

 

サー うれしはずかしうきなをたてて サー ユイユイ

ぬしはしらゆりやれほにままならぬ

マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ

 

サー たぐさとるならいざよいつきよ サー ユイユイ

ふたりできがねもやれほにみずいらず

マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ

 

サー そめてあげましょこんじのこそで サー ユイユイ

かけておくれよなさけのたすき

マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ

 

サー おきなわよいとこいちどはおいで サー ユイユイ

はるなつあきふゆみどりのしまよ

マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ

安里屋ユンタの歌詞の意味

琉球王国時代の竹富島に実在した絶世の美女・安里屋クヤマ(1722-1799)と、クヤマに一目惚れした役人とのやりとりを面白おかしく歌にしたものです。

歌詞の最後にある「マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ」は、八重山方言の古語で「また逢いましょう、美しき人よ」という意味です。

安里屋ユンタの動画

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