主人公のゴン・フリークスが父親のジン・フリークスに会うためにハンターになり、冒険の途中に出会うキルア、クラピカ、レオリオなどと絆を深め合いながら成長する様を描いたファンタジーアクション『ハンターハンター』。
今回はこの漫画の人気キャラクターであるヒソカとクロロについて記事にしています。
また、ヒソカとクロロについて記述するなら幻影旅団についてもぜひ知っておかないといけませんね。
さあ!『ハンターハンター』の魅力をみていきましょう^^
ハンターハンターの幻影旅団ってどんな集団でメンバーは誰?
幻影旅団とは『ハンターハンター』に登場する史上最恐の盗賊集団のことです。
通称「蜘蛛」と呼ばれています。
団長(リーダー)のクロロ・ルシルフルを筆頭に団員を12本の蜘蛛の脚に見立てた13人で構成されており、メンバーの全員が蜘蛛の刺青を入れています。
蜘蛛の脚の数(No.)は強さを表すものではありません。
現在生きているメンバーは
団長 No.0 クロロ・ルシルフ
No.1 ノブナガ・ハザマ
No.2 フェイタン・ポートオ
No.3 マチ・コマチネ
No.4 オモカゲ→ヒソカ・モロー→カルト・ゾルディック
No.5 フィンクス・マグカブ
No.7 フランクリン・ボルドー
No.8 シズク・ムラサキ
No.10 ボノレノフ・ンドンゴ
No.11 イルミ・ゾルディック
死んでしまったメンバーは、
元No.6 シャルナーク・リュウセイ (ヒソカにより殺害)
元No.9 パクノダ (クラピカの情報を幻影旅団に伝えるために死を選ぶ)
元No.11ウヴォーギン (クラピカと戦い敗北、死亡)
元No.12 コルトピ・トノフメイル (ヒソカにより殺害)
ハンターハンターで人気のヒソカとクロロはどんな念能力?
ヒソカ・モロウ
『ハンターハンター』のヒソカといえば「気まぐれな嘘つき」と自身でも呼称している通り、危険な敵です。
主人公たちの初遭遇は「ハンター試験編」。
受験者や偽試験官をなんのためらいもなく殺害していくさまに狂気を感じた読者も多いはず。
しかし狂気性だけでなく、「変態性」というのもヒソカを表す言葉です。
強い人物、または強くなりそうな人物に対して、以上な執着を見せます。
一方、弱者や興味のなくなった人物に対しては全く興味を示しません。
有名な言葉で
「そんな目で見つめるなよ。興奮しちゃうじゃないか。」
「いい‼︎キミすごくいいよ‼︎その瞳(め)‼︎その表情(かお)‼︎その心意気‼︎ああ今すぐキミを壊したい・・・。」
など言動だけで魅力的なキャラクターですね。
ヒソカの念能力
伸縮自在の愛(バンジーガム)
自分のオーラをガムとゴムの両方の性質を持つオーラに変化させる変化系能力。
ガムのようにくっついて、ゴムのように伸ばしたり、縮んだり、反動を使い、物を飛ばすこともできます。
対象に付着させるのも剥がすのも自由自在。
薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
質感と色の両方を変化させることによりありとあらゆる物の再現ができます。
紙のように薄い素材で対象物を覆うだけなので、触れられるとバレます。
クロロ・ルシルフル
クロロといえば『ハンターハンター』が好きな読者に多くのファンがいるのではないでしょうか。
冷徹で博識。
読書好きで何らかの本を読んでいることが多いです。
幻影旅団の団長(リーダー)なだけあり、高いリーダーシップとカリスマ性の持ち主。
また旅団の仲間達から絶対的な支持を得ています。
しかし、自ら立候補して団長になったわけではないようです。(0巻参照)
クロロの念能力
盗賊の極意(スキルハンター)
他者の念能力を盗み、自身の能力として使うことができます。
盗んだ能力は具現化した本「盗賊の極意」に封じ込められ、盗まれた相手はその能力が使えなくなります。
この能力の発動条件は、
①相手の念能力を実際に見ること
②その念能力に関しての質問をクロロがして、相手がそれに答えること
③本の表紙に描かれている手形と、相手の手のひらを合わせること
④この3つを1時間以内に行うこと
という条件を満たす必要があります。
また、クロロが能力を盗んだ対象者が死亡した場合には、その能力が本から消滅します。
栞のテーマ(ダブルフェイス)
暗黒大陸編で初登場した「盗賊の極意」に付随する新しい能力。
具現化した栞を「盗賊の極意」に挟むことで挟んだページに記録されている能力を本を閉じた状態でも維持・使用できます。
また栞を挟んだページの能力と開いたページの能力を併用することも可能です。
携帯する他人の運命(ブラックボイス)
この能力は、幻影旅団のシャルナークの能力でアンテナを刺した人間になんでも命令できるようになるという能力。
アンテナを対象にさすことと、携帯電話で命令することが必要な能力です。
アンテナは2本あるため、同時に操作できる限界は2人まで。
神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)
この能力は幻影旅団のコルトピの能力で、左手で触れた物を右手の先にコピーする能力。
人間の証明(オーダースタンプ)
能力は、人形の操作。
多数の人形を一度に操作可能。
番いの破壊者(サンアンドムーン)
左手で太陽(プラス)の刻印を押し、右手で月(マイナス)の刻印を押すことで、対象を爆弾に変化させます。
爆弾の起爆条件はプラスとマイナスを合わせること。
この能力はクロロ曰く、幻影旅団の出身地「流星街」の長老が持っていた念能力。
転校生(コンバートハンズ)
この能力は姿を入れ替える能力。
右手で触れると相手が自分の姿に変化し左手で触ると自分が相手の姿に変化します。
また両手で触れることにより、瞬時にお互いの姿が入れ替わります。
密室遊漁(インドアフィッシュ)
閉め切った部屋でしか生息できない念魚を具現化します。
念魚は肉食で特に人の肉を好む。
食べられた方は痛みは無く血も出ず、念魚が消えるまではたとえ肉片ひとかけらになっても死ぬことができない。
不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)
念で創った風呂敷に包んだものを、小さくして閉じ込めることができる。
天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)
自動書記による詩という形式で、他者の未来を占う能力。
ハンターハンターの人気キャラヒソカとクロロの死闘
ヒソカとクロロの死闘
ハンターハンター原作34巻にて、ついにヒソカとクロロの対決が描かれました。
元々ヒソカはクロロと戦うため幻影旅団に入ったほど一対一の対決を熱望していましたが、クラピカによってクロロの念が封印されたことで長いことお預けされていました。
念願叶ってタイマンとなったのですが、これがハンターハンターの中でも屈指の名勝負となり、話題を呼びました。
クロロは幻影旅団のコルトピの能力「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」を利用した自在に動く観客の人形による人海戦術にヒソカは苦戦を強いられます。
ヒソカも「伸縮自在の愛(バンジーガム)」のゴムの力を利用し、逃げる観客を弾として使い、さらには隙を見てクロロにガムをつけ引き寄せるなどヒソカらしい多彩な戦術を見せます。
勝負はクロロの勝利で決着。
お互いに念能力を活かし、互いの強さをフルに活用した戦いでしたが、最終的に観客とそのコピーに群がられ、爆発と酸欠によりヒソカは敗北、死亡。
長年のハンターハンターファンにとって超重要キャラクターであったヒソカの死と今回の決着は読者に大変な驚きを与えました。
ヒソカが復活?
クロロとの死闘によって死んだヒソカ。
しかし死後、伸縮自在の愛(バンジーガム)に心臓マッサージするように念を込めていました。
伸縮自在の愛(バンジーガム)で心臓と肺を伸縮させ奇跡の復活。
ヒソカはクロロが旅団員のシャルナーク、コルトピ、マチを会場に潜伏させて共闘していたことを確信します。
ヒソカの旅団狩り
ヒソカの望んでいた1vs1の戦いではなかった。
旅団が生きている限りまたクロロが共闘してヒソカと戦う可能性があります。
ヒソカは幻影旅団の団員をいつどこで出会ってもその場で殺すと宣言。
その場にいたマチはメッセンジャーとして伸縮自在の愛(バンジーガム)で拘束し、そのあとは手を出していません。
後に公園にてシャルナーク、トイレにてコルトピを殺害。
カキン王族のお宝を盗むためブラックホエール号への侵入を企てるも、その途中「死後に強まる念の力」を利用して蘇生したヒソカの襲撃により、シャルナーク、コルトピが殺害され、クロロ含め旅団はヒソカへの復讐を誓い、船へ潜入すること自体は成功しましたが、「今にも誰か殺しそうな顔」でその場に座り込んでいました。
ハンターハンターの人気キャラヒソカとクロロについてのまとめ
今回は『ハンターハンター』のヒソカとクロロについて焦点を当てて記事にさせてもらいました。
今後の暗黒大陸編がとても楽しみですね。
団員を殺されたクロロがどのようにしてヒソカとまた戦うのか、ヒソカの1vs1の願いは叶うのか、またはクロロ率いる幻影旅団にヒソカは殺されてしまうのか。
相打ちなんて可能性もありますね。
クラピカ、レオリオも同じ船(ブラックホエール号)に乗っているのでストーリーにどのように関わっていくのか今後も楽しみですね。