今話題となっているフリードプラスについて、初めに気になるのはやはり荷室の寸法ですよね?
キャンプや車中泊の利用が多い方に需要のある車なので、
- ゴルフバッグは入るの?
- 布団は敷けるの?
- フリードに比べてどうなの?
といった疑問が噴出することが予想されます。
ということで初めにフリードプラスの寸法、荷室長について説明したいと思います。
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フリードプラスの荷室の寸法・荷室長
- 開口部高さ 1255mm
- 開口部大幅 1080mm
- 開口部地上高 335mm
- 奥行き (後部座席潰した状態) 1900mm
- 奥行き (後部座席ありの状態) 850mm
上記のサイズがフリードプラスの寸法になります。
- 開口部高さ 1110mm
- 開口部大幅 1080mm
- 開口部地上高 480mm
- 奥行き(後部座席潰した状態) 1445mm
- 奥行き(後部座席ありの状態) 1085mm
上記はフリードの荷室の寸法になります。
こうして2つのグレードを比較してみると
いかにフリードプラスの荷室が広いかということがわかると思います。
注目すべき点は開口部地上高です。
335mm、、、
ほぼ地面にくっついてます。
開くとき、自分が後ろに下がらないと当たってしまうレベルです。
怪我してしまうので気をつけてください。
フリードは開口部地上高が480mmなので、フリードプラスのボリュームの大きさが際立っていますね。
荷物をできるだけ多く運びたいというお客様のニーズに応えたサイズとなっています。
フリードプラスの荷室の容量やサイズ
フリードプラスの荷室の寸法がわかったところで、続いては荷室の容量やサイズについて説明して行きたいと思います。
いくら寸法が大きくたって、中に入る量が少なかったり、利便性が悪かったら元も子もないですからね。
しかし、スペースの大きさ、お客様の利便性を第一に考えたフリードプラスはもちろんサイズもボリューミーとなっています。
まず最初の注目ポイントは座席が2列シートというところです。
フリードは3列シートでした。
フリードの3列目のシートは折りたたんでしまうことができたものでしたが、その分横幅が狭くなってしまっていたんですね。
しかし、フリードプラスは2列シートのため、そのようなことを気にする必要はなく、荷室全体に大きなスペースが生まれます。
たくさんのゴルフバッグを運ばなきゃいけない方や、キャンプ用品の運搬に便利ですね。
フリードは人を多く乗せることに特化していますが、フリードプラスは運搬の利便性に特化していることがわかりますね。
最近は一世帯当たりの人数が減ってきているので、そちらに対応した形となっていますね。
フリードプラスには標準装備の仕切りもあって上段と下段に分けられる仕組みもとっています。
小さい荷物と大きい荷物を分けたいときに便利ですね。
- 上段の高さ 950mm
- 上段の横幅 1200mm
- 上段の奥行き 850mm
- 下段の高さ 350mm
- 下段の横幅 700mm
- 下段の奥行き 900mm
上記が仕切りで分けた時の寸法になります。
下段にクーラーボックス、ヘルメット、上段にテント、自転車など、用途によって使い分けができるので便利ですね。
フリードプラスの荷室を改造
最後はフリードプラスの荷室の改造について説明したいと思います。
車の改造って楽しいですよね。
車中泊をするには、改造は必須です。
デフォルトのままだと、なぜか物足りなく感じてしまいます。
車中泊をより快適にするための、基本的なシートアレンジの他に、私がお勧めするインテリアや段差解消の豆知識なども含めて、フリードプラスの改造について説明して行きたいと思います。
シートアレンジと段差解消アイテム
まず初めにシートアレンジ。
フリードプラスはフリードと同じように、様々なシートアレンジが可能です。
ノーマルモード
- ビッグラゲッジモード(2列目シートをフラットにした状態)
- ハーフラゲッジモード(助手席側のみ2列目シートをフラットに)
- おやすみモード(運転席も助手席もつぶして空間最大)
- ロングラゲッジモード(助手席をつぶし、2列目助手席側のみフラットに)
上記が公式ホームページに記載されているシートアレンジ5選ですね。
多くの方を乗せたい方はノーマルモード、多くの荷物を運びたい方はビッグラゲッジモード、寝たい方はおやすみモード、といった具合になります。
もちろんおやすみモードの時は運転NGですよ。
フリードプラスを購入される方は、荷室のスペースにこだわっている方が多いことから、ビッグラゲッジモードにされている方が多く見受けられます。
ただでさえ大きな荷室を最大限のスペースを作るシートアレンジなので、荷室としてじゃなく、リビングとして使用する方も多いです。
寝っ転がりながら漫画を読んだり、ドライブ後に映画を鑑賞されたり、食事をとったり、車中泊をしたりと用途は様々です。
しかし、ビッグラゲッジモードには弱点があります。
それは、段差です。
フリードプラスには、荷室の真ん中らへんに2cmほどの段差があるんですね。
少しでもリラックスできる状態を作りたいとなると、ただ広いだけではダメですよね。
寝っ転がっても、段差があったら居心地が悪いです。
たったの2cmと思うかもしれませんが、実際に寝てみるとかなりの高さに感じます。
そこで私がお勧めしたいのは、市販で売っているマットを装着することです。
マットを引けば段差を気にすることなく、最高のスペースを作ることができます。
このマットは通販や市販の安物で十分です。
厚さがあれば段差を感じずに済みますし、厚さが最重要ポイントです。
私はお風呂用マットをオススメしておりますが、ここは好みの問題ですので、自分で決めてもらえればと思います。
ただサイズは大きすぎると、荷室に入らないという事態に陥りますので、よく調査することが必要です。
カーテン
続いてオススメするアイテムはカーテンです。
車中泊をする際に気になるのは、日光と周りからの目線です。
カーテンはこの2つを同時に解消してくれます。
私は市販のもので十分と感じましたがフリードプラスにはリアゲートカーテンという専用装備品も販売しているので、手っ取り早く装着したいという方はこちらがおすすめです。
リアゲートカーテンは、日光と目線を遮るだけでなく、スペースが広がるので着替えの場所にも応用できるのがメリットです。
フロアー下を快適に利用するためにベルト切断
先ほどフリードプラスの荷室には、大きく2つに分けられる仕切りがあると説明しました。
大きい荷物と小さい荷物を分けられて便利な仕切りなんですが、実は弱点も存在します。
それは、下の荷室の奥の方が利用しにくいという点です。
上の荷室に自転車を積んだり、ゴルフバッグを入れたりして便利なんですが、大きいものを積んでしまうと、その積んだものをどかして仕切りを開かないと下も荷室のものは取り出せませんよね?
これは非常に不便です。
一応そういった声も予想してか、仕切りも2枚になっていて、手前と奥側に1枚づつつけられているんですが、車中泊時にはフロアーはマット、布団、手回品、食事関連などで溢れていて、それぞれを退けて仕切りを開けることは大変です。
大切な時間と労力を浪費してしまいます。
せっかく広いスペースがあっても、取り出すときに不便では意味ないですよね。
私が思ったのは、この仕切りは前から後ろに捲るしかないものなので不便なのであって、横からも開けられれば、より快適に下のスペースを活用することができるということです。
なので、仕切りを留めているベルトを切断しました。
ベルトは強い揺れや、より安全な利用を目的とした装置ですので、まず普通に使っていればなくても構わないものだと思います。
仕切りはベルトがなくても固定されていますし、より快適に利用するにはどこからでも開けられるよう切断することをオススメします。
ベルトを切断することによって、横からや後ろからも下の荷室からものを取り出すことが可能になり、便利です。
以上がフリードプラスをより快適に利用するための、アイテムと改造についての説明でした。
いかがでしたでしょうか?
デフォルトでも非常に高性能なフリードプラスですが、デフォルトのままだとみんな同じのフリードプラスになってしまいます。
世界でただ一つのフリードプラスを作りたいと感じるのが車好きの性ですよね。
あなたのフリードプラスライフがより快適になるのを祈っています。
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