著者・吾峠呼世晴氏(ワニ先生)による大人気漫画『鬼滅の刃』の作中に出てくる鬼殺隊のトップに君臨する最強メンバー9人は一体どんな人達の集まりなのか気になりますよね!
そこで『鬼滅の刃』に登場するキャラクターで柱の1人である『蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)』について深掘りしていきたいと思います!
・【胡蝶しのぶ】プロフィール
・【胡蝶しのぶ】過去のトラウマ
・【胡蝶しのぶ】戦闘記録
鬼滅の刃【胡蝶しのぶ】プロフィール
年齢:18歳
誕生日:2月24日
身長:151㎝
体重:37kg
趣味:怪談話
好物:生姜の佃煮
いつもニコニコ笑みを浮かべ、サラッと毒を吐く毒舌キャラです。
鬼滅の刃【胡蝶しのぶ】過去のトラウマ
姉の胡蝶カナエとしのぶが幼い頃家に鬼が襲ってきて両親が殺されてしまいます。
胡蝶姉妹は間一髪のところで現岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が現れ命を救われます。
その後隠に命の恩人である悲鳴嶼の名前と住所を聞き出し弟子入りをし、最終選別に合格した胡蝶姉妹は鬼殺隊へ入隊することとなります。
その後姉のカナエは17歳の頃花柱として鬼殺隊のトップとなりますが上弦の弍・童磨(どうま)との戦いで命を落とすこととなります。
陽が昇り始め童磨はカナエを喰べることなくその場を去ったため駆けつけた胡蝶しのぶは童磨の姿を捉えることはできませんでしたがカナエの意識が無くなる瞬間に立ち会うことができます。
そしてカナエは最期に
「鬼殺隊を辞めなさい普通の女の子の幸せを手に入れてお婆さんになるまで生きてほしいのよ」
と伝えますが唯一の家族であり柱としても強く優しい最愛の姉までもが鬼に殺されてしまい仇をとると決意した胡蝶しのぶは後に藤の花から抽出した毒を作り出し柱にまでのぼりつめます。
また、眉間にしわを寄せ少し男勝りで大胆な性格をしていた胡蝶しのぶですが姉・カナエの死後は常に笑顔を浮かべ、感情の制御ができないのは未熟者だと自身に言い聞かせています。
そこには亡き姉の
「姉さんはしのぶの笑った顔が好きだなあ」
という言葉からきていたり、
「心の奥底では鬼への怒りや嫌悪感が渦巻いているが、鬼と仲良くする夢を思い描いていた姉の意思を自身が継いでいかなければ…」
と語っていることから姉・カナエから大きな影響を受け慕っていたことがうかがえます。
鬼滅の刃【胡蝶しのぶ】戦闘記録
那多蜘蛛山での戦闘
那多蜘蛛山には蜘蛛鬼の下弦の伍・累(るい)と累が家族と称して寄せ集めた鬼に自分と同じ能力を与え縄張りとしていました。
炭治郎の同期である我妻善逸(あがつまぜんいつ)は累の兄を倒しますが人間が蜘蛛になる毒を食らわされていたため意識が朦朧とし始め走馬灯が駆け巡っているところに水柱・富岡義勇(とみおかぎゆう)と共に援軍として来た胡蝶しのぶが現れ自身の作り出した薬で善逸は一命を取り留めます。
その後義勇と同期の鬼滅隊員村田が累の姉の腕から出される糸で取り込まれると体が液状に溶ける繭にやられているところへ現れ戦闘が始まります。
胡蝶しのぶの圧に死を感じた累の姉は無理矢理従わされてたことを伝えると
「仲良くしましょう助けてあげます」
と言い罰を受けることを提案します。
当然応じない累の姉は襲いかかってきますが『蟲の呼吸蝶の舞“戯れ“』で命を奪います。
因みに、那多蜘蛛山での戦いで毒にやられた隊員達はその場に合わせて即座に胡蝶しのぶが調合した薬を隠が投薬し、胡蝶しのぶの継子・栗花落カナヲ(つゆりかなを)の指示によって胡蝶しのぶの屋敷である蝶屋敷へと運ばれ治療されることとなります。
無限城での戦闘
鬼殺隊の長である産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)のもとへ現れた鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すべく柱や炭治郎、他の隊員達が集結したが上弦の肆・鳴女(なきめ)の血鬼術で無限城へと落とされ1人歩いていると血の匂いのする場所を感じ扉を開けます。
すると複数の女をバリバリ喰っている上弦の弍・童磨と遭遇し戦闘が始まります。
童磨を見た瞬間に姉のカナエを殺した鬼だと気づいた胡蝶しのぶは普段は見せない程の怒りを露わにし『蟲の呼吸蜂牙ノ舞“真靡き“』で毒を打ち込みますが何度打ち込んでも童磨は毒への耐性がつくまでが異常に早く分解されてしまいます。
『蟲の呼吸蜻蛉ノ舞“複眼六角“』で大量の毒を打ち込み童磨に
「いやあ君本当に速いね!
今までに会った柱の中で1番かも」
と讃えられますが同時に童磨に斬り付けられ重傷を負い体が小さく鬼の頸を斬れないことへの悔しさから涙を流し膝をつきます。
そこに亡き姉のカナエが現れ
「しっかりしなさい泣くことは許しません
しのぶならちゃんとやれる、頑張って」
と言われ瀕死の体ながら立ち上がり渾身の技『蟲の呼吸蜈蚣ノ舞“百足蛇腹“』を童磨の頸へ打ち込みます。
しかし、
「えらい!!頑張ったね!俺は感動したよ!!
姉さんより才もないのによく鬼狩りをやってこれたよ
全部全部無駄だというのにやり抜く愚かさ
これが人間の素晴らしさなんだよ
君は俺が喰うに相応しい人だ」
と言い童磨は胡蝶しのぶを抱きしめます。
そこへ継子のカナヲが現れ胡蝶しのぶは指文字で童磨の能力を伝え童磨の体に吸収され(喰われ)命を落とします。
そこへカナヲと炭治郎の同期である嘴平伊之助(はしびらいのすけ)が合流し2人で斬りかかるも柱3人分に匹敵する強さをもつ上弦の童磨は優勢な状況は変わらず、童磨は自分と同等の術を扱える氷の人形を出し2人の相手をさせ自分はこの場から去ろうとします。
ドアに手をかけたところで童磨は自分の体が溶け始めていることに気づきます。
それは童磨が女を喰うことへの執着から優秀な肉体を持つ柱、加えて女であれば自分を必ず喰らうと考えた胡蝶しのぶが童磨を倒すべく1年以上の歳月をかけて体全体に高濃度の藤の花の毒を摂取し続け案の定童磨が喰らったことによります。
無限城での戦いの前に胡蝶しのぶはカナヲを呼び童磨を倒すためには第一の条件として自分が喰われ死ぬことを語っています。
「必ず私が鬼を弱らせるから
カナヲが頸を斬ってとどめを刺してね」
そして思いを託されたカナヲは『花の呼吸終ノ型彼岸朱眼』で童磨の頸に斬りかかり、その刃を押し込むように伊之助が日輪刀を投げつけ童磨の頸が落とされます。
そして、死んだ童磨の前に胡蝶しのぶが現れ
「あ、やっと死にました?良かった
これで私も安心して成仏できます」
と言い姉と仲良く手を繋ぎ、待つ家族の元へと旅立っていきました。
鬼滅の刃登場キャラクター【蟲柱・胡蝶しのぶ】の性格や特徴は?のまとめ
鬼滅の刃に登場するキャラクター、蟲柱・胡蝶しのぶについてお話していきましたがいかがだったでしょうか?
補足ですが、体が小さく鬼の頸を斬ることのできないしのぶは薬学で自ら毒を作り出し日輪刀の先端から毒を鬼に打ち込むため突き技が多いです。
その為『○○ノ型』ではなく蝶のように舞うのが特徴なので蟲の呼吸は『○○ノ舞』と名付けられる技がほとんどです。
個人的に最愛の姉であるカナエの死後に自身の抱える怒りを隠し、姉の思いを継いで叶えようとしたり好きだと言われた笑顔を常に絶やさないなど本当にカナエのことが好きなことが伝わり、しのぶの最期姉と手を繋いで家族の元へ行けたところなんてもう涙が止まりませんでした!