富樫義博先生が描いている大人気漫画『ハンターハンター』
今回はハンターハンターの中でも美形と呼ばれている「ヒソカ」と「イルミ」に焦点を当てていきます。
ヒソカとイルミは、ハンターの中でも屈指の念能力者たちであり、「ハンター試験編」から二人とも登場していました。
ここでは、二人の関係性や念能力を中心にまとめていきたいと思います。
ハンターハンターのヒソカとイルミの紹介
ヒソカ・モロウ
まずはじめに紹介したいと思うのが、謎の奇術師ヒソカです。
ヒソカは変化系の念能力者。
①伸縮自在の愛(バンジーガム)
自身のオーラをガム(粘着性)とゴム(弾性)両方の性質を持つものに変化させる。
よく伸び、すばやく縮む。
付けるも剥がすもヒソカ次第。
ただしヒソカの体から離して使用した場合は、10m以上伸びるとちぎれてしまう。
②薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)
自身のオーラを様々な質感に変化させ、平面上を覆い隠す能力。
オーラを様々な質感に変えて、物体の表面を覆い再現する変化系の能力。
再現できる質感は染料、鉱物、繊維、植物、動物の皮膚など軽く千を超え、文字を表示させる事もできるなど、応用範囲は幅広い。
能力面は上記です。
一見弱そうに思えますが、ヒソカの頭脳と能力がうまい具合に組み合わさり、作中での強キャラの地位を不動のものにしています。
またヒソカといえば、作中に出てくるゴレイヌから「なんなんだこの変態ヤローは」と言われるほどの変態キャラです。
ハンターハンターの主人公、ゴン・フリークスやゴンの友人のキルア・ゾルディックに対して「青い果実」と称し、興奮するといった圧倒的変態性。
強者を玩具(おもちゃ)とみなし、そのおもちゃと決闘をすることにさらに興奮するという戦闘狂です。
闘争本能が刺激されると、目ではなく股間を輝かせる癖がある。
性格は「気まぐれで嘘つき」(ヒソカ本人談)。
大事なものがあっという間にゴミに変わるらしいです。
イルミ・ゾルディック
イルミは世界最強のの殺し屋、ゾルディック家の長男(5兄弟)であり、「ハンターハンター」の主人公、ゴン・フリークスの友達キルア・ゾルディックの兄です。
キルアに対して異常な執着を見せ、キルアが絡むと感情を露わにすることがある。
操作系の能力者。
自身の念の込めた針を対象者の頭に刺す事で、自身の支配下に置くことができます。
また、念を込めた特殊な針を相手の脳を刺すことで、自身の命令に絶対服従する「針人間」を作り出すことができる。
標的となった人間は、針を刺された瞬間から廃人となり、身体能力が強化される。
針人間はイルミの為に力を使い果たしてやがて死ぬ。
また、針を抜いても元には戻ることはない。
そのためただの一般人でもイルミの刺した針によって即席兵隊を作ることができます。
これを、「針人間」と呼びます。
ハンターハンターのヒソカとイルミの関係
イルミはヒソカやクロロと交友があり、有料で仕事を引き受けることがあります。
付き合いの長さはクロロよりヒソカの方が少し長いらしいが、知り合った経緯や詳細は謎。
また、「会長選挙・アルカ編」ではアルカを巡る「家族内試練(インナーミッション)」で、ヒソカと共に行動していて、そこそこフランクに付き合っている。
その時にヒソカはイルミの気配に対して、95点をつけています。(十二支んの中でも90点が最高得点。ジン、パリストン不在時。)
おそらく二人の関係は金で雇う、雇われるの関係ですが、イルミに関してもヒソカの玩具と認識されている事やインナーミッションでイルミを怒らせる事を考えていた事などからイルミもまたヒソカが戦いたい相手の1人なのかも知れませんね。
ハンターハンターのヒソカとイルミの現在
ヒソカは天空闘技場でクロロと戦い、敗北しました。
そして死後に、より強まる念により復活し幻影旅団に宣戦布告します。
幻影旅団の団員、シャルナークとコルトピを殺害します。
その事実を知った団員たちは激怒し、旅団全員でヒソカを狩ることを決意します。
この旅団の中にイルミ・ゾルディックも含まれています。
イルミはヒソカと婚前契約(エンゲージメントリング)を交わしており、ヒソカ自身がイルミにヒソカの殺しを依頼していました。
ヒソカは幻影旅団とイルミの強者たちと戦わざるをえない状況を自ら作り出しています。
暗黒大陸へ渡航中の船の中が舞台なのですが、気になる続きは休載明けですね。
ハンターハンターのヒソカとイルミについてのまとめ
今回はヒソカとイルミについて記事にして、まとめてみました。
幻影旅団を狙うヒソカと、幻影旅団とヒソカをターゲットにしているイルミ。
冨樫先生には早めに連載を再開してもらい、早く続きが読みたいですね。
「王位継承編」の裏でのヒソカ、イルミ、幻影旅団の活躍が早くみたいです。
休載中の今は、これからのストーリーがどうなるのか想像しつつ、もう一度ハンターハンターを読み直して待っていましょう。
この機会にもう一度イルミとヒソカに注目して読んでみると、今後のハンターハンターの動向がつかめるかもしれません。