ホンダフリードがビッグマイナーチェンジ!時期は?強化内容は?最新情報まとめ
2008年に誕生して以来、ホンダのフリードはそのキャッチフレーズの通り「ちょうどいい」車として多くのユーザーに愛され、今ではホンダの主力商品にまで成長しました。
しかし、ライバルであるトヨタのシエンタが2018年9月のマイナーチェンジにより、5人乗り使用FUNBASEを追加するなど、フリードへの対抗を強める中、フリードは発売以来大きな商品強化もなく、その商品力で劣勢に立たされています。
そんな中、ついにフリードが待望のビッグマイナーチェンジを実施するのでは、という噂が大きくなってきました。
そこで本日は、気になるフリードのビッグマイナーチェンジの最新情報をまとめていきたいと思います。
(現在メーカーから正式な発表はないため、情報はあくまで噂の内容を基にしており、実際の商品強化内容とは異なる可能性があります。ご容赦ください。)
ビッグマイナーチェンジ時期予想
まずは「いつビッグマイナーチェンジがされるのか」をまとめていきたいと思います。
ライバルであるトヨタのシエンタが2018年9月にマイナーチェンジを実施したことを考えると、一刻も早くマイナーチェンジをしないと、販売台数に差をつけられてしまう可能性があります。
ちなみに発売から現在まで、商品強化はどのような期間で実施されてきたのでしょうか。
まずは、フリードの発売からの商品強化スパンをまとめてみました。
2008年5月 | モビリオの後継として、フリード発売開始 |
2009年5月 | 一部改良実施 |
2010年7月 | 2列仕様車フリードスパイク発売開始 |
2010年11月 | 燃費向上等のマイナーチェンジ実施 |
2011年11月 | ハイブリッド追加等のマイナーチェンジ実施 |
2012年11月 | 一部改良 |
2013年11月 | 特別仕様車投入 |
2014年4月 | 外装変更やボディカラー追加などのマイナーチェンジ実施 |
2015年5月 | 特別仕様車投入 |
2016年9月 | フルモデルチェンジ(フリードスパイクはフリードプラスへ) |
2017年12月 | コンプリートモデル「Modulo X(モデューロ エックス)」投入 |
いかがでしょうか。
これを見ると、フルモデルチェンジ前の初代モデルは、毎年なにかしらの商品強化を実施していることがわかります。
それに比べて、2代目モデルは、コンプリートモデルの追加はあったものの、発売以来ベースモデルの商品強化は実施しておりません。
さらに、初代モデルが初めてマイナーチェンジを実施したのが、2008年の発売から2年後の2010年であるのに対し、2代目モデルは2年目の2018年にマイナーチェンジを実施しませんでした。
以上を踏まえると、いつマイナーチェンジを実施してもおかしくないことがわかります。
そこで有力誌されているのが、2019年ビッグマイナーチェンジ説です。
某有名車雑誌でも、予想は2019年になっており、かなり確率は高そうです。
来年が楽しみですね!
エクステリアの変更箇所は?
さて、ここまでビッグマイナーチェンジの時期についてまとめてきましたが、ここからはそのマイナーチェンジの内容についてまとめていきたいと思います。
ここでは、まずエクステリア、つまり外観の変更内容についてです。
人によって、購入重点ポイントは異なりますが、多くの方はその見た目を気にしますので、大変重要な変更になってきます。
・新LEDヘッドライトの追加・デザイン変更
現在のヘッドライトから、近年ホンダ車が投入しているインラインタイプの新LEDヘッドライトへ変更すると言われています。
ヴェゼルのような切れ目でスタイリッシュなデザインになるそうです。
またテールライトもLEDになるという噂もあります。
ただし、LEDは上級グレードのみの追加となる可能性もあります。
・フロントグリルのフィット化?
元々フロント部分のデザインはフィットをベースにしていると言われていますが、今回のマイナーチェンジでは、さらにフィットに寄せてくると言われています。
フィットは売れに売れているホンダの超主力車種なので、そのデザインに寄せる気持ちも分かります。
エンジンがパワーアップ!燃費も向上?
フリードはコンパクトミニバンとして、多くのユーザーに選ばれていますが、コンパクトといえども家族とたくさんの荷物を運ぶので、そのパワーも重要になってきます。
なお、現在のフリードは1.5L NAエンジンを採用しており、その馬力は131psです。
対して、ライバルのトヨタシエンタは、2018年9月にマイナーチェンジを実施しましたが、その馬力は109psとなっており、現在でも、既に約20psほどフリードの方が、パワフルな走りをすると評判が高いようです。
今回のマイナーチェンジでは、この1.5L NAエンジンから、1.0Lターボエンジンが採用されると言われています。
これにより馬力は現在の131psから142ps程度までパワーアップし、ライバルのシエンタの大きく差をつけることになります。
ここまでパワフルだと、いざという時に頼りになりますよね。
さらにハイブリッドシステムも変更されるのではと噂されています。
現在は1モーターiDCDが採用されていますが、今回のマイナーチェンジでは新型インサイトでも使用されている2モーターの1.5L SPORT HYBRID i-MMDが採用される予定です。
これにより、燃費は大幅に向上し、ライバルシエンタに追いつくと言われています。
先進安全装備改良でより安全に!
昨今の技術進歩により、ほとんどの新車に先進安全装備が追加されるようになり、いまでは購入者の重視ポイントでも、「安全装備の有無」が上位にランクインしています。
当然、現在のフリードにも先進安全装備は搭載されていますが、それがさらに進化するようです。
ちなみに現在のフリードに搭載されている先進安全装備は、以下の通りです。
- 衝突軽減ブレーキ
- 前方誤発信抑制機能
- 急加速を抑制し、音とメーター内の表示で注意
- 路外逸脱抑制機能
- ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
- LKAS〈車線維持支援システム〉
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
等々、既に十分すぎるほど、搭載されていることがわかります。
そこへさらに追加されると噂されているのが、「後方誤発進抑制機能」と「オートハイビーム」です。
「後方誤発進抑制機能」とは、後方に障害物がある際にそれを検知し、誤ったアクセル操作を制御してくれる装置です。
簡単にいうと、後ろが壁の時にドライブではなく、リバースに入れたまま、アクセルを踏むと制御が入る、というものです。
現在のフリードにも、誤発進抑制機能は搭載されていますが、その対象は前方のみとなっており、後方の障害物には対応していません。
「オートハイビーム」はその名の通り、夜間走行時に、街灯などを検知し、自動でロービームとハイビームを切り替えてくれる装置です。
常に最適なライトを選択してくれるので、夜間の事故を防ぎ、より安全にドライブできますね。
気になる価格の上昇幅は?
ここまでビッグマイナーチェンジの変更内容をまとめてきましたが、やはり気になるのは価格ですよね。
通常、商品強化を実施するとその分価格は上昇するので、今回もおそらくある程度は上昇するはずです。
そして今回エンジンやハイブリッドシステムの変更をしていることから、10~15万円ほど値上がりするのでは?と言われています。
ファミリー層にとっては、価格は最も大事なポイントです。
ライバルシエンタに勝つためにも、なんとかメーカーに頑張ってほしいところですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今日は人気のフリードのビッグマイナーチェンジについて、時期や変更内容、価格を中心にまとめてきました。
もちろんフリードは現在でも十分いい車ですが、ライバルシエンタがマイナーチェンジをした今、一刻も早い対応が求められています。
昨今の技術は日進月歩なので、来年のマイナーチェンジでどのような進化をするのか、いまから楽しみですね!