鬼滅の刃登場キャラクター【水柱・富岡義勇】の性格や特徴は？

著者・吾峠呼世晴氏(ワニ先生)による大人気漫画『鬼滅の刃』の作中に出てくる鬼殺隊のトップに君臨する最強メンバー9人は一体どんな人達の集まりなのか気になりますよね！

そこで『鬼滅の刃』に登場するキャラクター柱の1人である『水柱・富岡義勇(とみおかぎゆう)』について深掘りしていきたいと思います！

・【富岡義勇】プロフィール

・【富岡義勇】過去のトラウマ

・【富岡義勇】戦闘記録(※ネタバレあり)

鬼滅の刃【富岡義勇】プロフィール

年齢：21歳

誕生日：2月8日

身長：176㎝

体重：69kg

趣味：詰将棋

好物：鮭大根

表情に起伏がなく無口で単独行動を好みますが、実は少し抜けている部分があり、天然な一面をもっています。

物語冒頭、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼の始祖である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)に家族を惨殺され唯一生き残ったが鬼となってしまった妹の禰豆子を連れ山を降りているところに富岡義勇(とみおかぎゆう)が現れ鬼である禰豆子を殺そうと斬りかかります。

自分を犠牲にしてまで妹を守ろうとする炭治郎と鬼になっても強靭な意志で人を喰わず炭治郎を守ろう禰豆子を見て刀を収め、2人に鬼殺隊を育てる育手で恩師である鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)の元へ導きます。

こうして炭治郎と富岡義勇は出会い、富岡義勇は炭治郎の兄弟子となりました。

鬼滅の刃【富岡義勇】過去のトラウマ

幼少期病死した両親の遺産で姉の蔦子(つたこ)と2人で暮らしていました。

姉が祝言をあげる前日鬼に襲われ幼い富岡義勇を庇い命を落とし天涯孤独となったところを育手の鱗滝左近次に拾われ鬼殺隊員への道を歩み始めます。

鱗滝の元で獅子色の髪をした錆兎(さびと)と出会い2人は兄弟同然のように育ち親友となります。

そして一緒に挑んだ最終選別で義勇は最初に出会った鬼に傷を負わされ意識が朦朧としているところを錆兎に助けられます。

その後も錆兎は他の者を助けるため奔走し、鱗滝に恨みを持った鬼に殺されてしまいます。

この最終選別で錆兎だけが死に他のほとんどの剣士が生き残り富岡義勇も気がついたら合格していました。

このことを富岡義勇は

「一体の鬼も倒さず、助けられただけの人間が果たして選別に通ったと言えるのだろうか。

俺は水柱になっていい人間じゃない。そもそも柱たちと対等に肩を並べていい人間ですらない。俺は彼らとは違う。

本来なら鬼殺隊に俺の居場所は無い。」

と語っており、このことから富岡義勇が他の柱と距離を置いたり単独行動を好む要因となっているのだと思います。

これを聞いた炭治郎は心情を察し炭治郎を守り命を落とした炎柱の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)とのことを重ね涙し「義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか？」と問い、錆兎に

「託された未来を繋げるんだ」

という言葉を思い出し胸の中で姉の蔦子と錆兎詫び決意を固めます。

また、物語冒頭で禰豆子を殺さず生かしたのは天涯孤独となった過去の自分と炭治郎の姿を重ね残酷な現実に立ち向かおうとする炭治郎の行く末を案じ道を示したのかと思われます。

鬼滅の刃【富岡義勇】戦闘記録(※ネタバレあり)

那多蜘蛛山での戦闘

那多蜘蛛山には蜘蛛鬼の下弦の伍・累(るい)が家族と称して寄せ集めた鬼の群れを従えており、炭治郎の同期である嘴平伊之助(はしびらいのすけ)が父の役割を果たす鬼の強靭な肉体に苦戦し死を覚悟したところに富岡義勇が現れその鬼を難なく斬り、累と戦闘中の炭治郎と禰豆子のもとへ急ぎます。

累の血鬼術は糸を使うものでその硬度は炭治郎の日輪刀が折れる程でしたが富岡義勇はそれも難なく斬り自身が生み出した『水の呼吸拾壱ノ型凪』で累にトドメをさし瀕死の炭治郎を救います。

因みに、この時に2年の時を経て炭治郎と禰豆子と富岡義勇の再会となります。

無限城での戦闘①

鬼殺隊の長である産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)のもとへ現れた鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すべく柱や炭治郎、他の隊員達が集結したが上弦の肆・鳴女(なきめ)の血鬼術で無限城へと落とされ炭治郎と共に走り回っていると上弦の参・猗窩座(あかざ)に遭遇し戦闘が始まります。

猗窩座と手合わせした富岡義勇は

「流麗！！練り上げられた剣技だ素晴らしい」

と讃えられますが炭治郎と共闘で倒しにかかるも柱に匹敵する強さをもつに猗窩座苦戦します。

この戦いの中、圧倒的に強者に出会い限り限りの命の奪い合いがどれ程人の実力をのばすのか理解をしたところで富岡義勇の頬に痣(痣とは…体温が39度以上になり身体能力が飛躍的に上がるとされています。)が出現しますが猗窩座は即座に対応し富岡義勇の日輪刀を折ってしまいます。

絶体絶命かと思われましたが炭治郎が“至高の領域“”無我の境地“と思われる『透き通る世界』へ到達し、猗窩座に勝利を収めます。

無限城での戦闘②

猗窩座を倒した富岡義勇と炭治郎は無惨のもとへ向かっていると鳴女の血鬼術で無惨のもとへ瞬間移動させられ戦闘が始まります。

無惨は他の鬼と違い頸を斬っても死なないため太陽の光に晒して倒そうと考える富岡義勇は突っ込んでいく炭治郎に時間をかせぐように指示し、愈士郎(ゆしろう)の活躍により無限城が崩壊し無惨やその周りの柱、隊員達は地上へと露出します。

他の柱や善逸、伊之助、カナヲと合流し全方位から無惨へと斬りかかりますが無惨に右腕を切断された富岡義勇は一瞬にして戦闘不能となります。

ですが珠世(たまよ)が無惨に人間に戻す薬以外に『老化、分裂阻止、細胞破壊』を投薬していたため無惨の身体は限界を迎えていました。

疲弊した無惨を炭治郎は日輪刀で壁に突き刺した時遂に夜が明けましたがその瞬間無惨は凄まじい衝撃波を放ちます。

炭治郎は左腕を切断されながらも日輪刀から手を離さず意識を戻した富岡義勇が一緒に炭治郎の日輪刀を握り赫刀(かくとう/しゃくとう)を発動させます。

無惨は吐血しながら肉の鎧で自分を守ろうと炭治郎を巻き込んで膨れ上がりますが炭治郎が中から攻撃をし、太陽に灼かれ無惨は消滅していきます。

その後、無惨に取り込まれ死んだとされていた炭治郎が鬼に変貌しますが満身創痍ながらも動ける柱として対処にかかり無事、炭治郎は人間に戻ることとなります。