鬼滅の刃登場キャラクター【霞柱・時透無一郎】の性格や特徴は?

著者・吾峠呼世晴氏(ワニ先生)による大人気漫画『鬼滅の刃』の作中に出てくる鬼殺隊のトップに君臨する最強メンバー9人は一体どんな人達の集まりなのか気になりますよね!そこで『鬼滅の刃』に登場するキャラクター柱の1人である『霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)』について深掘りしていきたいと思います!

・【時透無一郎】プロフィール

・【時透無一郎】生い立ちや過去

・【時透無一郎】戦闘記録

鬼滅の刃【時透無一郎】プロフィール

年齢:14

誕生日:88

身長:160

体重:56kg

趣味:紙切り、折り紙

好物:ふろふき大根

表情に起伏が無くいつもボーッとしていて忘れっぽく何事にも興味を示さない性格をしおり、過去の出来事で記憶喪失になります。

ですが炭治郎と関わっていくうちに記憶を取り戻し昔の優しい笑顔を取り戻します。

鬼滅の刃【時透無一郎】生い立ちや過去

幼少期は人里離れた山で両親と双子の兄の有一郎(ゆういちろう)の4人で暮らしていましたが、無一郎が10歳の時に母が病死、父は崖から転落して亡くなっておりその後は兄と2人で暮らすこととなります。

「情けは人のためならず

人のためにすることは巡り巡って自分のためになる」

父の教えを真っ直ぐ受け止める無一郎でしたが

「誰かのために何かしてもろくなことにならない」

と有一郎と意見が対立し

「無一郎の無は無能の無、無一郎の無は無意味の無」

と言われてしまいます。

無一郎が11歳の春に鬼殺隊の長、産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)の妻あまねが2人が始まりの剣士の子孫であることを告げ入隊の勧誘に訪れますが有一郎が追い返します。

その夜無一郎は剣士になろうと提案するも有一郎は激怒しその後幾度と訪れる度にあまねを追い返し続け、夏になったある日2人の家に鬼がやってきます。

有一郎は鬼にやられ左腕を失い無一郎は激しい怒りに突き動かされ鬼を殺し瀕死の状態で有一郎の元へ戻るも家の中で有一郎は血まみれで横たわり弟だけは助けてほしいと神様にお願いをします。

そして最後に

「本当はわかっいたんだ、無一郎の無は無限の無なんだ

お前は自分ではない誰かのために無限の力を出せる選ばれた人間なんだ」

と言葉を残してこの世を旅立ち、無一郎は偶然訪れたあまねに拾われ命を救われますが記憶障害の後遺症が残ってしまいます。

鬼滅の刃【時透無一郎】戦闘記録

刀鍛冶の里編

鬼との戦いで刃こぼれした日輪刀を新しくするため刀鍛冶の里を訪れていた時透無一郎は同じ里に来ていた炭治郎に遭遇し話をしていると部屋の向こうから誰かの気配を感じます。

すると障子の向こうから現れたのは上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)で、時透無一郎は瞬き一度にも満たない時間で『霞の呼吸肆ノ型移流斬り』で斬りかかります。

簡単に頸を落としましたが、転がった頸と胴体からそれぞれ新しい鬼が現れ舌に楽の字が刻まれた可楽(からく)の団扇で遠くへ飛ばされてしまいます。

飛ばされた先には子供の見習い刀鍛冶小鉄(こてつ)少年と時透無一郎の刀鍛冶鉄穴森(かなもり)と炭治郎の刀鍛冶鋼鐵塚(はがねづか)がおり、林に潜んでいた上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が現れ戦闘が始まります。

時透無一郎は斬りかかりに行くも手から出る壺に移動を繰り返す玉壺はかわし続け刀鍛冶に向けて血鬼術で攻撃をし、それを庇った時透無一郎は毒針を諸にくらってしまいます。

そして血気術で大きな水鉢に体をすっぽり入れられてしまい、肺に残った空気で『霞の呼吸壱ノ型垂天遠霞』で水鉢を突くも破れず死を覚悟します。

走馬灯のように無かった記憶が色んな人の言葉がきっかけとなり蘇っていると、小鉄少年が攻撃を受けながらも時透無一郎を助けるために頭をつかい水鉢に向かい口から空気を入れ込みその空気で呼吸をして『霞の呼吸弐ノ型八重霞』で水鉢を破ります。

倒れる小鉄少年にかけより激しい怒りが込み上げたその時、時透無一郎の頬には霧模様の痣が出現します。

刃こぼれしていた日輪刀が遂に折れ新しい日輪刀を手にした時透無一郎は『霞の呼吸伍ノ型霞雲の海』で玉壺の頸に切り傷を与えます。

玉壺の骨まで喰らう一万匹の魚を『霞の呼吸陸ノ型月の霞消』で全て斬り裂き、その魚から出る毒を『霞の呼吸参ノ型霞散の飛沫』で吹き飛ばしその流れで玉壺の頸を捉えたかと思われましたが玉壺は脱皮をし、真の姿となります。

しかし記憶を失っても最愛の兄を失い体が覚えている死ぬまで消えない怒りで血反吐を吐く努力をした時透無一郎の日輪刀は『霧の呼吸漆ノ型朧』で玉壺の頸を斬り落とします。

その後、刀鍛冶の里で1番始めに遭遇した上弦の肆・半天狗を追い詰めていた炭治郎に鋼鐵塚が研磨していた日輪刀を投げつけ炭治郎が頸を跳ね鬼殺隊が勝利を収めます。

無限城編

鬼殺隊の長である産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)のもとへ現れた鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すべく柱や炭治郎、他の隊員達が集結したが上弦の肆・鳴女(なきめ)の血鬼術で無限城へと落とされ岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)と共に無限城を走っていると鳴女の血気術で更に下層へと落とされ悲鳴嶼と逸れてしまいます。

そこで待ちうけていたのは上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)という人間であった時代は始まりの剣士の1人だった元鬼殺隊士で、その立ち姿は他の上弦とは比にならない圧があり時透無一郎は怖気が止まらなくなります。

そして黒死牟に血は随分薄くなっているが自分の子孫であることを告げられた時透無一郎は動揺しますが一瞬にして鎮め『霞の呼吸弐ノ型八重霞』で斬りかかります。

その額には再び痣が出現し『霧の呼吸漆ノ型朧』を繰り出すも黒死牟に

「実に良き技、流麗で美しい」

と評しますが黒死牟が刀を抜き『月の呼吸壱ノ型闇月・宵の宮』の一撃で時透無一郎の左腕が飛びます。

すぐに止血し『霞の呼吸肆ノ型移流斬り』で頸を狙うも日輪刀を奪われその刀で柱に串刺しにされてしまい黒死牟に鬼にならないかと提案されます。

そこへ炭治郎の同期、不死川玄弥(しなずがわげんや)が黒死牟に銃を向けるも一瞬にして後ろを取られ体を切断されてしまい時透無一郎は刀が抜けずただそれを見ていることしかできずにいます。

玄弥の危機に実の兄である風柱の不死川実弥(しなずがわさねみ)が現れ『風の呼吸肆ノ型昇上砂塵嵐』で回避し、その後悲鳴も援軍でかけつけます。

実弥と悲鳴嶼が黒死牟の相手をしている間に時透無一郎は自身に刺さった刀を抜き数時間で失血死することを悟り実弥と悲鳴嶼と一斉に斬りかかり黒死牟の攻撃を受けながらも脇腹に日輪刀を貫通させます。

しかし黒死牟は体から無数の刃を出現させ技を繰り出し時透無一郎はもろに技を喰らいます。

なんの役にも立てずに死を覚悟した時透無一郎ですが

2人の柱を死なせるわけにはいかない

みんなの為にこの2人を守らなければ

俺が死ぬ前に

次の瞬間黒死牟に刺した日輪刀に力を込めると刃が赤く染まり黒死牟の内臓を灼かれるような激痛が走ります。

そして実弥と悲鳴嶼2人が黒死牟の頸を落とし黒死牟はしばらくして消滅します。

倒れている時透無一郎が目を開けるとそこには兄の有一郎が涙を流し立っており

「こっちに来るな、戻れ!!

逃げれば良かったんだお前はまだ14だぞ

こんなところで死んでどうするんだ無駄死にだ

こんなんじゃ何の為にお前が生まれたのかわからないじゃないか」

と怒られますがそれに対し時透無一郎は

「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ

僕は幸せにだったよ家族4人で暮らしていた時も

仲間ができて僕は楽しかったまた笑顔になれた

幸せだと思う瞬間が数えきれない程あったよ

仲間の為に命をかけたこと後悔なんてしない」

と答え2人は泣きながら抱き合い旅立っていきました。

鬼滅の刃登場キャラクター【霞柱・時透無一郎】の性格や特徴は?

鬼滅の刃に登場するキャラクター、霞柱・時透無一郎についてお話していきましたがいかがだったでしょうか?

悲惨な過去を乗り越え本来の自分を取り戻したことにより更に強さを手に入れた無一郎は剣士の才に恵まれたとはいえ1人で上弦の鬼を倒しちゃうなんて凄いですよね!

上弦の鬼を1人で倒したのは無一郎ただ1人となっていますし、14歳と柱の中でも最少年齢にもかかわらず上弦の壱との戦いでは「役に立ってから死ね!」と自分を奮い立たせる姿や、己の責務として命がけで斬りかかりにいくところは思わず鳥肌が立ちました!

記憶を無くし上の空だった無一郎が仲間に囲まれ楽しそうにしているところや兄と仲直りをして旅立った最期もまた涙が止まりませんでした