鬼滅ブーム冷めやらぬなか2020年10月16日鬼滅の刃劇場版『無限列車編』が上映予定となっております。
『無限列車編』は2019年に放送されたTVアニメ鬼滅の刃の続編として描かれていますがTVアニメ放送から約1年という月日が経っています。
「一刻も早く続きが知りたい!」「もう待ちきれない!」という方向けに今回は物語を大きく3つに分けてポイントとなる部分をザックリご紹介しながら『無限列車編』の漫画からネタバレしていきたいと思います。
※『無限列車編』は漫画の7巻54話【こんばんわ煉獄(れんごく)さん】から始まり、物語の終演は恐らく8巻69話【前へ進もう少しずつでも構わないから】までと考察、仮定をしてお話していきます。
前編(7巻54話〜)
・炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
・ヒノカミ神楽
・それぞれの夢
中編(7巻59〜8巻65話)
・下弦の壱・魘夢(えんむ)vs鬼殺隊
・(全集中の常中)
・新たな敵の出現
後編(8巻66話〜69話)
・最後の言葉
・煉獄家
前編(7巻54話〜)
炎柱・煉獄杏寿郎
機関車に乗り込んだ竈門炭治郎(かまどたんじろう)、禰豆子(ねずこ)、我妻善逸(あがつまぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびらいのすけ)は既に乗りんでいた炎柱・煉獄杏寿郎と合流をする。
ヒノカミ神楽
火の呼吸を使う炎柱の煉獄杏寿郎に『ヒノカミ神楽』について尋ねる為に列車に乗り込んだ炭治郎は杏寿郎に問いかけますが知らないと言われてしまい
「炎の呼吸は歴史が古い!
炎と水の剣士はどの時代でも必ず柱に入っていた。
「炎・水・風・岩・雷が基本の呼吸だ。
他の呼吸はそれから枝分かれしてできたもの」
そう告げるとヒノカミ神楽についての話はこれで終わってしまいます。
「短期間のうちにこの汽車で40人以上の人が行方不明になっている!
数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った!
だから柱である俺が来た!」
杏寿郎がこの列車に乗り込んだわけを話していると車掌がやってきてみんなの切符に切り込みを入れられます。
すると気づいたら眠りに落ちている4人。(禰豆子以外)
「夢を見ながら死ねるなんて幸せだよね」
そう呟くのは眠り鬼の下弦の鬼・魘夢。
それぞれの夢
魘夢は幸せな夢を見たいと願う人間達を使い鬼狩り達を始末しようと企んでいます。
「勘のいい鬼狩りは殺気や鬼の気配で目を覚ます時がある。
近づいて縄を繋ぐ時も体に触らないようきをつけること。
俺は暫く先頭車両から動けない、
準備が整うまで頑張ってね。」
善逸は禰豆子と手を繋ぎ駆け回る夢。
伊之助は炭治郎、善逸、禰豆子の3人の子分を連れて洞窟を探検している夢。
杏寿郎は父に柱になったことを報告しに煉獄家を訪れる夢。
そして炭治郎は鬼に惨殺されたはずの家族が生きており、逆に鬼に惨殺されたことが夢であるという夢を見せられていた。
夢の中にいる炭治郎は夢に違和感を感じ現状を把握するもどう夢から覚醒するのかわからず苦戦していた。
「炭治郎刃を持て、斬るべきものはもう在る」
炭治郎の父が現れそう告げたことにより炭治郎は己の首を斬り夢から覚醒する。
現状を理解した炭治郎は3人を起こすよう禰豆子に指示をし魘夢のいる先頭車両へと向かう。
中編(7巻59〜8巻65話)
下弦の壱・魘夢vs鬼殺隊
列車の上で魘夢の首を斬る炭治郎に列車と融合したことを告げる魘夢、それはつまり列車の乗客200人余りが人質に取られているということを示した。
現状を素早く把握した杏寿郎により後方5両を杏寿郎が、残り3両を善逸と禰豆子が守るから炭治郎と伊之助が鬼の首を探すよう指示された。
先頭車両に着き鬼の首を見つけるも、図太い首の骨と列車を覆う魘夢の肉に付いている目を合わせると強制的に眠らされてしまう複数の目に苦戦していたが2人の連携技により最後はヒノカミ神楽・碧羅の天で魘夢の首を断ち凄まじい断末魔と共に魘夢の体が崩れていく。
魘夢に勝利し乗客の安否を確認している中、炭治郎は先頭車両での戦闘の際に負った傷が重症であった為寝そべっていると杏寿郎がやってきて呼吸を使い止血する技を取得する。
するとそこに凄まじい速度で空から何かが降ってきた。
新たな敵
拳鬼の上弦の参・猗窩座(あかざ)が唐突に現れます。
そして鬼にならないかと提案するも、拒む杏寿郎に鬼にならないなら殺すと言い猗窩座と杏寿郎のハイレベルな戦闘が始まります。
鬼である猗窩座は瞬きの如く一瞬で傷を治しますが人間である杏寿郎の傷は増していきます。
「俺は俺の責務を全うする!!
ここにいる者は誰も死なせない!!」
そう言い放ち炎の呼吸奥義玖ノ型・煉獄を放つも猗窩座の拳に溝内を貫通されてしまいます。
その瞬間亡き母の言葉を思い出し力を振り絞って猗窩座の首に刃で斬りかかります。
そこに陽の光が差そうとしていることに気づいた猗窩座はこの場を離れようとするも猗窩座の腕を掴んで離さない杏寿郎。
「絶対に放さん、お前の頚を斬り落とすまでは!!!」
互いの意地がぶつかり合う中、猗窩座が腕を切断してまで逃亡し暗闇へと消えていきます。
「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!!
煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!
戦い抜いた!!守り抜いた!!
お前の負けだ!!煉獄さんの勝ちだ!!」
涙と共にそう叫ぶ炭治郎に向かって杏寿郎は自分の死期を悟り笑みを浮かべて炭治郎を自分の元へ呼びます。
後編(8巻66話〜69話)
最後の言葉
昔の夢を見た時に思い出したことがあるといい語り出します。
それは煉獄家に歴代の炎柱が残した手記がありそこに『ヒノカミ神楽』について記されているかもしれないということ。
そして、
「弟の千寿郎(せんじゅろう)には正しいと思う道を進むよう伝えて欲しい。
父には体を大切にして欲しい。
それから竈門少年、猪頭少年、黄色い少年、もっともっと成長しろ。
そして今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ。
俺は信じる、君たちを信じる。」
そして杏寿郎は母の待つ黄泉の国へと旅立った。
煉獄家
死闘を終え4人は傷の治療のために蝶屋敷に身を寄せていたが炭治郎だけは傷が痛む中煉獄家を訪れるとそこには杏寿郎の死を悲しむ弟と息子への悪態をつく父がいた。
杏寿郎を罵倒し、更に炭治郎の耳飾りを見て
「日の呼吸の使い手だからと言って調子に乗るなよ小僧!!」
と言われ頭に血が上った炭治郎は杏寿郎の父に殴りかかります。
その後千寿郎に炎柱の手記を持ってきてもらうがズタズタに破られており読める状態ではなかった。
そして炭治郎は杏寿郎のような強い柱になると決心をし、杏寿郎の日輪刀(にちりんとう)の鍔(つば)を受け取り煉獄家をあとにした。
無限列車編は漫画の何巻目?ネタバレあり!のまとめ
今回は『無限列車編』の映画内容を漫画7巻54話〜8巻69話と考察、仮定をしてのざっくりとしたネタバレをしていきましたが、私の中で注目していただきたいのは『炎柱・煉獄杏寿郎の人柄』『炭治郎たちの成長』『ヒノカミ神楽と呼吸の謎』の3つです!
個人的にはTVアニメを視聴した後に続きが知りたくなり漫画を読み始めましたがこの『無限列車編』は衝撃的で思わず涙を流してしまいました…
それをTVアニメ同様のあの映像美でしかも劇場の大画面となると戦闘シーンもかなりど迫力で観られるのかと思うと楽しみで仕方がありません!!
みなさんも是非劇場へ足を運んでみてください!