鬼滅の刃登場キャラクター【岩柱・悲鳴嶼行冥】の性格や特徴は?

著者・吾峠呼世晴氏(ワニ先生)による大人気漫画『鬼滅の刃』の作中に出てくる鬼殺隊のトップに君臨する最強メンバー9人は一体どんな人達の集まりなのか気になりますよね!

そこで『鬼滅の刃』に登場するキャラクター柱の1人である『岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)』について深掘りしていきたいと思います!

【悲鳴嶼行冥】プロフィール

・【悲鳴嶼行冥】生い立ちや過去

・【悲鳴嶼行冥】戦闘記録

鬼滅の刃【悲鳴嶼行冥】プロフィール

年齢:27

誕生日:823

身長:220

体重:130kg

趣味:尺八

好物:炊き込みご飯

柱の中では最年長で、恐らくキャラの濃い柱の常識外れた面々の中では1番常識がある方です。

面倒見がよく何人かの隊士を育てており、風柱の不死川実弥(しなずがわさねみ)の弟、玄弥を継子にはしていませんが面倒を見てあげています。

鬼滅の刃【悲鳴嶼行冥】過去のトラウマ

寺で身寄りのない子供達と血の繋がりこそ無くとも仲睦まじく家族のように暮らし育てていました。

ある夜日が暮れても寺に戻らなかった子供が鬼と遭遇し自分の身代わりに寺にいる悲鳴嶼行冥と8人の子供達を寺に誘導し寺へ招き入れすぐに4人の子供が殺されてしまいます。

残った4人を守ろうとしましたが1番年下で4歳の紗代(さよ)だけが残り他の3人は暗闇の中で喉を掻き斬られて死んでしまいました。

当時の悲鳴嶼行冥は食べる物も少なく痩せ細っていて大きな声も出したこともない程気も弱く更には目も見えない大人だった故に役に立たないという子供達なりの考えの行動だったのだろうと思い、なんとしても沙代だけは守ろうと夜が明けるまで鬼の頭を殴り潰し続け守り抜くことができました。

しかし、まだ幼い沙代は恐ろしめに遭い混乱していたこともあり駆けつけた人達に

「あの人は化け物、みんなあの人がみんな殺した」

と言われてしまい、鬼の屍は塵となって消え子供達の亡骸だけが残ったこともあり殺人の罪で投獄されてしまいます。

そこを鬼殺隊の長である産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)に助けられ鬼殺隊へと入隊します。

この夜、山ほどのものを失い傷つき命がけで守った沙代にもありがとうの一言があれば救われたであろうに子供はいつも自分のことで手一杯であるが故労ってもらうことすらなくこの出来事から悲鳴嶼行冥は本当に疑り深くなったとされています。

鬼滅の刃【悲鳴嶼行冥】戦闘記録

鬼殺隊の長である産屋敷輝哉(うぶやしきかがや)のもとへ現れた鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すべく柱や炭治郎、他の隊員達が集結したが上弦の肆・鳴女(なきめ)の血鬼術で無限城へと落とされ霞柱の時透無一郎(ときとうむいちろう)と共に無限城を走っていると鳴女の血気術で無一郎が更に下層へと落とされ逸れてしまいます。

その後上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)と対峙した無一郎は左腕を切断され柱に串刺しになっており、玄弥は両腕と胴を裂かれ、実弥は腹に重傷を負っているところに現れ加勢します。

黒死牟は悲鳴嶼行冥の体を見て

「素晴らしい

極限まで練り上げられた肉体の完成形

これほどの剣士を拝むのはそれこそ300年振りか

と讃えられ沈黙の中悲鳴嶼行冥から仕掛けにいきます。

『岩の呼吸弐ノ型天面砕き』で黒死牟の頸周りを締めようとし黒死牟は刀で鎖を斬ろうとしますが悲鳴嶼行冥の鎖、斧、鉄球全ての鉄の純度が極めて高いため斬れず折れてしまい下へ躱します。

畳み掛けるように『岩の呼吸肆ノ型流紋岩・速征』を繰り出しますが黒死牟は折れた刃を再生させ相討ちとなります。

「無惨の時まで温存しておきたかったが

ここで負けては元の木阿弥、今使うも止む無し!!」

と言うと悲鳴嶼行冥の両腕に岩模様の痣が出現します。

戦いの中で黒死牟に攻撃動作に入る前から動きを抑え込まれていることに気づき一体黒死牟には何が見えていて、何を見ているのかを考えます。

極限まで刮目すると黒死牟の脈動を知覚することができ、『透き通る世界』に入ることに成功し黒死牟はこれを見ていたことに気づきます。

その後、攻撃を諸に受けながらも黒死牟の懐に入り日輪刀を突き刺した無一郎と黒死牟の髪と刀を喰い強化された玄弥の銃弾により動きを封じられた黒死牟の頸を捉えた悲鳴嶼行冥の鉄球を実弥の日輪刀で打ち付け落とすことに成功します。

そして2人は最終決戦の無惨のもとへと急ぎます。

無限城は崩壊し既に無惨と戦っていた水柱の富岡義勇(とみおかぎゆう)と蛇柱の伊黒小芭内(いぐろおばない)、恋柱の甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と合流し無惨の攻撃を受けそうになった蜜璃を救い加勢します。

戦いの中で伊黒が万力の握力で赫刀を顕現させ、悲鳴嶼行冥も自身の日輪刀の鉄球と斧を衝突させ赫刀を顕現させます。

そして透き通る世界で無惨の身体を透かして見ると複数の脳と心臓をもっているから頸を斬っても死なないということを目にし

「私と同じく透かして感知できる者がいれば

さらに十二か所同時に攻撃できれば!」

と考え他の者に注視するよう叫びましたがその瞬間無惨は轟音と振動を起こし竈門炭治郎(かまどたんじろう)の同期の我妻善逸(あがつまぜんいつ)と嘴平伊之助(はしびらいのすけ)を庇い左足を斬り落とされ失神してしまいます。

その頃炭治郎が無惨に食らいついていると無惨は鬼殺隊に協力している鬼・珠世が投薬した『老化、細胞阻害、細胞破壊』により疲弊していること、更に夜明けが近いことに気がつき逃亡を図ります。

炭治郎が無惨を壁に串刺しにし実弥と伊黒、甘露寺が現れ動きを封じますが無惨が強烈な衝撃波を放ち実弥と伊黒、甘露寺は吹き飛ばされ無惨は肉の鎧で巨大な赤ん坊になり炭治郎はそれに呑まれてしまい、赤ん坊は日に灼かれながらも逃亡しようとするので意識を取り戻した悲鳴嶼行冥は赤ん坊の頸に鎖を回し生き残っている鬼殺隊士達と一緒に鎖を引っ張り倒すことができるも地中に逃げ込もうとします。

すると炭治郎が内側から攻撃をし巨大な赤ん坊は血を流し太陽の光で消滅していきここで無惨と鬼殺隊との1000年にも渡る戦いが幕を閉じました。

すぐに負傷者の手当てが始まり悲鳴嶼行冥は

「よせ、薬を使うな。私は手遅れだ。

貴重な薬を溝に捨てることになる。

他の若者達の所へ行ってくれ、頼む。

私の最後の願いだ。」

と力なく言います。

するとかつて自分が面倒を見ていた子供たちが目の前に現れ寺に鬼が現れた時逃げたのではなく目の見えない悲鳴嶼行冥を守ろうと武器を取りに行こうとしたこと、人を呼びに行こうとしたことを誤解させてしまったのではと謝ります。

そして子供たちに連れられ旅立っていきました。

鬼滅の刃登場キャラクター【岩柱・悲鳴嶼行冥】の性格や特徴は?のまとめ

鬼滅の刃に登場するキャラクター、岩柱・悲鳴嶼行冥についてお話していきましたがいかがだったでしょうか?

誰もが認める鬼殺隊最強の男、悲鳴嶼さんの過去は本当に悲しく思わず心が締め付けられるような気持ちになりますよね。

個人的には悲鳴嶼さんの最期、子供たちが逃げ出したのではなく悲鳴嶼を助けるために取った行動だったことがわかり誤解が解け悲鳴嶼さんが子供たちと仲睦まじく過ごした日々や絆は本物だったことがわかり余計に涙が止まらなくなりました。